t00mii’s diary

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【アニメ】キノの旅 第9話【 本の国 -Nothing Is Written!-】あなたの人生、本の世界に載っているかも?あなたは本の登場人物?虚構と現実の区別、ついてますか?

本の国 -Nothing Is Written!-

キノとエルメスは行き倒れの男を見つける。

男は一冊の本をキノに差し出して言う

「僕は、あの国から脱出してきたんだ」

「あの国では何か危険なことでも起こっているのですか?」

「あの国では、本を書くことが禁止されているんだ。だけど僕は本を書く仕事がしたくてね。詳しいことは、あの国の図書館に行ってみれば分かるよ」

 

第9話は、本に魅了された人々の話です。

観た感想は、

「本に魅了され、本にのめり込みすぎた人々に狂気を感じる!」です。

世界中から本が集まる「本の国」。

その中には、閲覧してはいけない本があったり、本を書くことも禁止されていたり、厳しく規制がされていました。

本を書く「作家」を捕えるために国家が動いたり、作家からの「原稿」を受け取るために動くレジスタンスがいたり。

「本の国」というだけあって、国中が本によって動かされています。

 

トミーが個人的に、「あっ、ハイ。(姿勢を正す)」したシーンがありますので、個人的に載せておきたい。

 

レジスタンスの男が逃げる。そんな男をみていたキノの後ろに、いつの間にか立っていた謎の男は、レジスタンスをみてため息交じりに言った。

「物語にのめりこむあまり、虚構と現実の区別がつかなくなったり、中には本の登場人物に本気で恋をし、身を亡ぼす者まで現れた」

「それは、まともじゃないね」とエルメスが言う。

「虚構にのめり込むのは危険ですよ、旅人さん。どんなに楽しくても、それは現実じゃあないんですから」

 

アニメをみているはずなのに、なんだか現実をつきつけられついるような。そんな謎の気分にさせられます。こ、これが虚構と現実の世界の境目なのか!?(適当)

 アニメやゲームなどの所謂、2次元の登場人物に恋したりすることがある現代。

そもそも恋愛シュミレーションゲームなどがあるくらいなので自然と「OOちゃん・くん、好きだーーー」といった疑似恋愛しちゃいますよね。

今ではVRを使用して、あたかも自分がゲームの中にいるかのような体験まで出来ます。

どんどん、「現実」と「虚構」の境目がなくなってきている。

そんな言い方も出来そうなくらいに、技術が発達しています。

 

トミーにも、好きなゲームのキャラクターがいます。

そのキャラクターのグッズを買うために働いている、そう言っても過言ではないくらいには貢いでいる気がします(笑)。

だから、この「本の国」に登場した男のセリフがかなり重くのしかかってきました。

どんなに楽しくても、現実じゃない。

そりゃそうなんですよね。

現実にない、娯楽だからいいんです! 

 

 

 純粋に思うのですが、

「2次元の登場人物に恋をした」

って、次元を越えて恋をするわけなので凄いことだと思うんですよね。

どれだけ、その「人物」が魅力的であり、人を惹きつける力を持っているのか。

考えると眠れなくなりそうです(笑)

心理テスト―その虚構と現実
 

 

 

本の国 -Nothing Is Written!-