t00mii’s diary

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【アニメ】キノの旅-the Beautiful World- 第4話【大人の国 -Natural Right-】嫌な仕事でも笑顔で出来るようになる。それって社畜?幸せ?

 

 大人の国 -Natural Right-

この国では、子供が12才になったら

イヤな事、間違っている事も

絶対やらなければいけない大人にする為に、

頭を開けてその中の子供を取り出すという。

「12才からは大人。大人は仕事をし、それはとてもつらいことなの」少女は言った。

「イヤなことができるのがちゃんとした大人なのか?」キノと名乗る旅人は少女に言った。

 

キノが生まれた国でのお話です。

 

観た感想は、

「え?キノ。君は女性だったのかい!?」

と、驚いてエルメスみたいな口調に(笑)

 

幼少期のキノは、肩よりも長いロングヘアー、カチューシャをつけて、ピンクのワンピースを着た女の子。

宿屋の娘だったのです。

 

トミーはてっきり、キノは男性かと・・・。

だから驚きましたよ・・・!

第1話でエルメスが「あの男性と結婚するのかと思った」と発言していますが、

なるほど キノは女性だから何の違和感もなかったわけですね。

私の早とちりで、キノ=男性。

つまり、今のエルメスの発言から、第1話にして同性愛もOKなんだよ!と言っているようなもの。最高かよ!

とか思っていました。はははは。とんだ勘違いでした。

 

 

大人と子供の違い

大人の国では、大人はどんなときでも笑顔で行動するものなのだ。

 

キノたち子供に、手術の説明をする先生は笑顔で、

「 大人は好き勝手な行動は許されない。仕事である以上、やりたくないことも、間違っていることもやらなければならない。」

 

ふむふむ。

 

「手術を受けると、一晩でお前たちは大人になれる。そして嫌なことも、なんでも笑顔で出来るようになる。先生みたいにな!わはは!」

 

恐ろしい話です。

嫌なことでも笑顔で出来るように調整されちゃって、先生は完全に社畜に成り果てている。子供に向かって「私はこの仕事が嫌い」とはっきり言って狂い笑いなんて・・・。

大人になるって社畜になることなんですね先生。(ちがう)

 

でも、どんなときでも笑顔でいられるって良いことだ。

 

どんな時でも人は笑顔になれる

どんな時でも人は笑顔になれる

 

 

 

丹野智文 笑顔で生きる -認知症とともに-

丹野智文 笑顔で生きる -認知症とともに-

 

 キノが、自身を「キノ」と名乗り始め、

モトラドの「エルメス」と出会い、契約をして旅を始める。

第4話は、キノが大人の一歩を踏み出す話なのです。

だから、女性らしいキノや、キノが生まれた国を知りたいなど、少しでも気になることがあったら観てほしいです。

ちなみに、声豚トミーは、キノと名乗る旅人(CV.井上和彦)が歌をうたうので井上さん好きはとにかく観てほしい。

 

老いたら、笑顔

老いたら、笑顔

 

 

 

笑顔の教科書

笑顔の教科書

 

 「僕には、ちゃんとした大人って一体なんなのか分からない」

「嫌なことが出来るのが、ちゃんとした大人なのかな」

「嫌なことを永遠と続けて、それで人生 楽しいんだろうか」

 

嫌なことを続けている大人にとっても、考えさせられるものが詰まっている作品なので観てほしい。

 

 

トミーの中で 「キノの旅」の印象が360度変わりましたね。深い物語だったんだ・・・。

 

嫌なことを笑って済ませる心の習慣 ―めげたり、怒ったりは負の心理

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