【アニメ】スラムダンク 9話【バスケットマン】
第9話
オレはバスケットをやる!
あらすじ
柔道部で主将の青田と対峙していた花道は、晴子の写真をエサに柔道部への勧誘を受けていた。しかし、晴子は「晴子さんの写真は欲しいが入部するつもりはない」とキッパリ断る。
そんなワガママ言っても通用しません!と青田。
「いいよ、実力でとる」と花道。そのまま柔道勝負へと発展する。
晴子のこととなると本気になる花道。
さすが晴子さんだ・・・。晴子さん効果は偉大。
花道の殺気に思わず柔道技をかます青田。
もう一度確認しようと構えに入る青田に、花道は頭突きを一発入れ、写真を奪い取る。
「これさえ手に入ればテメェらなんかに用はねえ。じゃあね、柔道男によろしく」
しかし、青田は足をつかみ取り引き留める。
一連の流れを外から見ている赤木&木暮。
部活に行こうと張り切る彩子が、その二人の姿を見つける。
「なにしてるんですか二人とも。柔道部なんか覗いちゃって。変な趣味に走ったとか?」
「たわけ」
トミーは、ゴリのこの返し好きなんだ。
花道が柔道部の勧誘を受けていると彩子に話す。彩子は慌てるが、赤木はいたって冷静に言った。
「それは、桜木が決めることだ。バスケットは他人にやらされるものじゃないだろう」
その通りなのだ、その通りなのだが、歯がゆい。
万が一、柔道部に入ってしまったらと思うと何とも言えない。
「お前がバスケット部に入ったのは、晴子ちゃんに気に入られたいからだろうが」
「だが、そんな動機でバスケットをやっても、所詮長続きはしないぞ」
「それに、好きでもないバスケットをお前がやっても晴子ちゃんは嬉しくはないだろう」
確かに、好きでもないものをやっても長続きしないですよね。
好きでもない仕事や趣味をしても長続きしないように、そういうこともある。
核心をついてくる青田に、花道は言う。
「い~や~だ」
「俺はバスケットをやる」
「なぜだ!?」
「バスケットマンだからだ」
既に、花道にとってバスケは「少しだけ夢中になれること」になっていたのを、青田は気づいていなかった。
そして、恐らくだがゴリに言われた「根性なしがぁ!」も効いていたのだろうなぁと思います。
「根性なしがぁ!」については、第5話を参照してください。
「バスケットマンだからだ」を外で聞いていた3人は感動する。
赤木に至っては、その後の部活で目に見えて張り切るのだった。
赤木の闘志に火をつけた花道は、それが自分だと気づかず「はりきってるな。何か良いことでもあったのかな」と思うのだった。
めちゃくちゃ熱いですよね。この断りを入れるシーン。
茶化さずに、はっきりとバスケットマンだからやらないと言いきるところが熱い。こういう主人公好きです。まあ、花道は後輩としてめちゃくちゃ可愛がりたくなるタイプですよね~。
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