【しんちゃん劇場映画10作目の名作】クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦【国民的キャラクター、しんちゃんが命の大切さを教えてくれるゾ!譲り受けた刀は脇差?短刀?】
無性にクレヨンしんちゃんが観たくなったトミーです。
今回は、劇場版クレヨンしんちゃんの中でも、一番好きなこの映画を観ることにしました。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦
内容
2002年4月20日に公開された。95分ものの映画。興行収入は約13億円。劇場映画シリーズではセル画を使用した作品としては本作が最後となったそうです。キャッチコピーは「歴史を変えるおバカ参上!」。
あらすじ
明け方、しんのすけは、森の泉に 和服姿の綺麗な女性が佇む夢を見る。同じ夢を、みさえやひろし、ひまわりとシロも見たという。
いつものようにみさえが自転車でしんのすけを幼稚園に送っていた頃、何故かシロは一心不乱に庭の土を掘り返していた。
帰宅したしんのすけは、みさえに しんのすけが飼い主だから穴を戻すよう言いつけ買い物に行ってしまう。みさえに言われた通り、シャベルで土をかけようとする しんのすけをシロは何度も邪魔する。そのとき、犬が土の中からお宝を見つける童謡を思い出した しんのすけはシロと一緒に穴を掘り始める。しばらく掘り続けるとを細長い箱を掘り当てる。
中には紙が一枚入っており、文章と共に しんのすけの考えたヒーロー「ぶりぶりざえもん」が描かれていた。手紙に書いてある「おひめさま」を、今朝見た夢の女性に重ねるしんのすけ。目をつむり、想像していると、目の前に夢で見た綺麗な泉が広がっていた。
なぜ、名作なのか考える
トミーが個人的に考えてみました。
色々と意見があると思いますが、私が好きなシーンをもとに考えてみます。
命を救う野原しんのすけ(5歳)
天正2年、群雄割拠の戦国時代に訪れたしんのすけは、今後公開される映画の舞台だと勘違いしてエキストラ(足軽兵)に声を掛ける。
草原にまじり、見事に姿を隠して火縄銃を握っていた足軽兵は、突然現れた子供に驚く。
そして、しんのすけに気を取られ、命を狙っていた井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)に隠れていることをばれてしまい、撤退するのだった。
「幼い子供、しんちゃんに命を救われた」。
妻子を持たない武士である井尻。この出来事により未来が変わっていきます。
まず、何も知らない「子供」に純粋に命を救われたシーンがあることが好きな映画であることに繋がりました。
子供には不思議な力がありますよね。人を笑顔にさせる天才です。
過去に飛べたらどんな行動ができるか、というロマン
誰もが1度は考えたことがあるはず。過去にとべたらこんなことができた、あんなことができた。
この場合は、戦国時代にとびます。
戦国時代にとべたら?
まず、現地の人々は未来から来た存在である私たちの文明に驚くでしょう。
驚き、感動する。そんな人々の喜ぶ姿を見るのは心地良い!!
しんちゃん達は、そんな私たちが出来ないことをやってくれているんですよ。
カレーを食べさせてあげたりと。
ロマン その2
それは舞台にあります。
戦国時代。
自分の命を守るための、第2の命である「刀」です。
日本刀など、今は「刀剣乱舞」などで特に女性を中心に人気を集めていますね。
昔は日本刀、刀は男のロマンといったものでしたし(そうであるはず…)
そんなわけで、ロマンを感じてしまうトミーです。
最後にしんちゃんが井尻と一緒に城に戻る時に
「殿がご褒美をくださるぞ。何がいい?」と聞きます。
しんのすけは、少し考えたあとで
「おじさんの小さいかたながいい!」と答えます。
「なに、俺の?それは困る。このメテザシは父上の形見なのだ。俺から取らんでも、殿がもっと良いものをくださるわ」
結局、井尻から父の形見である刀を譲ってもらいますが、ここで不思議に思うトミー。
メテザシとは??
井尻が言ったメテザシ。
私は脇差(わきざし)だと思っていたのですが、どうやら違うようですね。それとも、呼び方が違うだけなのか?
疑問に思ったので、調べてみました。
男同士の誓い「きんちょう」
刀を立て、柄(つか)を持ち、少しだけ刃を出し、戻す際に鍔(つば)をカチっと戻す。
これが武士の誓い「金打(きんちょう)」。
この映画を観て、武士の誓いの仕方を知りました。
これで、いつでも武士の誓いが出来ます!(いつやるんだ)
男同士の友情や約束が好きなトミ-。このシーンは激熱です。
また、この後しんのすけが「金打」をするシーンがあります。そこも良いんですよ!
百聞は一見に如かず、ともいいますので是非!
身分が邪魔する時代で姫に恋をする
「ねえ、とーちゃん。もっとスピード出そうよ!」
「おう!」
前を走る姫を乗せた車を追いかける馬に乗った井尻。
どんどん距離が離れていく。
そんな井尻を見つめる姫。
そして、いとも簡単に遠ざかっていく姫を乗せた車を見る井尻の、淡い関係がなんとも言えず、応援したくなります。
ラストも、姫が天守閣?から井尻に手を振っているシーンが最大の見せ場です・・
無事に帰ってきたことに安堵するあのシーン。観てほしいです・・・!
ラスト
何も言うまい。そんな感じですね。
前知識なしで観るのが一番イイ映画ですので!
観終わったあとは、晴れ渡る空を見上げて、「おじさんの旗だ」「おい、青空侍」と言いたくなります。
国民的キャラクターが命の在り方を教えてくれる貴重なアニメーション映画なので、名作と呼ばれているんだろうなぁと思います。
内容的には、子供向きではありませんが、子供が本作を観ても理解出来るようにつくられているので凄いです。
戦国大合戦!とタイトルにもあるように合戦なのですが、血しぶきなどの描写はないので苦手な方も観れるはず!
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