t00mii’s diary

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【アニメ】忍たま乱太郎 いくさごっこの段【小松田さんの能力 山田親子の協力】原作 落第忍者乱太郎と一緒にどうぞ

5月11日(金)

第30話 いくさごっこの段

乱太郎たちと先生たちは、町の忍術塾の卒業生が同窓会ピクニックをしていたことを隠すため、互いに戦うふりをすることに。それぞれ配置につき、いくさごっこを始める一同。その様子を、調査に来たオーマガトキ忍者の射場(いば)と貝原(かいばら)が見ていた。

 

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オーマガトキ城の忍者、射場と貝原がキノコ峠の見張り小屋前に到着する。

乱太郎が2人が来たのを発見し、土井先生に知らせる。

土井先生「打ち合わせ通り、全員配置につけ

は組「はい!!(小声)」

山田先生「これより、オーマガトキ忍者対忍術学園のいくさを始める」

山田先生は、チーム分けを話す。

「オーマガトキチームは、忍術塾の卒業生4人。忍術学園チームは、は組11人と、フリーの忍者の山田利吉」

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「誰に話してるんです?」

後ろに控えていた利吉さんに聞かれると、笑顔で答える山田先生。

「視聴者の良い子たちに説明しているのだ。

ここが大事な点だ、この戦はいくさごっこなのだ。本当に戦っているわけではない」

このメタな感じは、独特で面白いですよね。そして、利吉さんと山田先生が一緒に活躍しているのを観ることが出来て嬉しい。

 

それぞれの配置についたところで、塀から中の様子を覗き込む射場と貝原。

逃げ回る忍たま(彼らが笑っていることに気づかない)。

手裏剣を投げる乱太郎たち(忍たまのお約束で手裏剣は全部土井先生の元にいってしまう)。

宝禄火矢(ほうろくひや)を投げるきり丸と三治郎。

しかし、投げたものの爆発しない宝禄火矢。

「あれ?」

「宝禄火矢は、口火に点火してから投げないと爆発しないんだぞ」

町の忍術塾の卒業生に教えられてしまったと悔しがる2人。

「失礼だろ!!」

怒る忍術塾の卒業生。そこへ喜三太がやってくる。

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喜三太はニコニコしながら、きり丸と三治郎が間違っていることを指摘する。

「こんなふうにね。ほい」

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「そう、こんなふうに…?!」

喜三太から渡されたものを反射的に受け取ってしまう忍術塾の卒業生。点火された宝禄火矢を慌てて塀に投げ、射場達の方へと飛んで爆発してしまう。

喜三太は、しんべヱと同じで6年い組の立花先輩(宝禄火矢が得意)が大好きなので、他のは組の忍たまよりも見慣れているのでしょうね。
ちなみに、彼ら3人の話は厳禁トリオとして「○○厳禁の段」としてシリーズがあります。興味がある方は是非。

 

 

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所変わって、利吉さんと忍術塾の卒業生。

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火縄銃を持つ利吉さんが「ズド〜ン!」と効果音を発音。

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視聴者も忍術塾の卒業生と同じ反応だろう。

まさに「え…?」である。

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怒りながらもノリノリで演出をかける利吉さん。

「さっさと倒れろ!どこでオーマガトキ忍者が見てるから分からないんだぞ!」

これがプロの忍者の仕事魂である。

戸惑う忍術塾の卒業生に倒れ方を教える庄左ヱ門、金吾、しんべヱ。

そこへ虎若が、たまの入っていない紙製の薬包を利吉さんに渡す。銃声がしたほうが戦っぽさに磨きがかかるからだ。

 

宝禄火矢の爆破に巻き込まれた射場達は、やっと落ち着いて塀から戦況を確かめる。

すると、火縄銃を構えた利吉さんに忍術塾の卒業生が撃たれた場面を目撃してしまう。

「負け戦のようだ。帰るぞ」

新人忍者を助けなくていいのか聞く貝原に、「忍者は非情なのだ」と教えて帰っていく。

足軽だった彼らも、情報をもたらすのが忍者の役目だと分かってきたのですね。

 

同窓会をやっていた忍術塾の卒業生。

今回の一件で、プロ忍には向いていないと分かり、城勤めの忍者をやめて小松田さんのようになると宣言する。

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驚いて倒れる一同。

利吉さんも、もう行くと話す。

和やかな顔から一変した利吉さん。緊迫した顔になる。

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一体何がこのプロ忍をこんな顔にしているんだ……。

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安定の小松田さんでした。

それにしても、利吉さんが油断していたとはいえ、背後をとる小松田さんは出来る…!

 

小松田さんの目的も達成され、数日後の忍術学園。

乱太郎の元に父親からの手紙が届く。

長編の冒頭と同じで、乱太郎が手紙を読んでいるところに、しんべヱがその内容を聞く。

新しい忍者の仕事をもらったから心配しないでくれという内容で、安心したところで今回の物語は終わる。

 

利吉のテーマ/忍ジャーズ

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今期に入って初めての長編ものでした。

小松田さんが活躍するのかと思っていたら、予想外の利吉さんが多く登場している回でしたね!

利吉さんと は組、利吉さんと土井先生、利吉さんと小松田さん、利吉さんと山田先生の親子・・・主に利吉さんを観たいというトミーのような視聴者にはかなり喜ばしい一週間でした。

利吉さんの態度から、父上と土井先生を尊敬しているのが見て取れて微笑ましい。

また、最後まで忍術塾の卒業生を自分と同じ「プロの忍者」として見ていた利吉さんだからこそ、彼らに対して「甘いな」といった発言が出るのでしょうね。

 

土井先生や山田先生は、教師とだけあって忍術塾の卒業生を「自分たちの生徒」のような目線で見ていました。だからこそ、土井先生は身を乗り出して子供たちに接するように怒っていたんですよね。

 

よいこのは組は、忍術塾の卒業生を「自分たちと同じくらいか、それよりも忍術を詳しく習っていない」状態なのだと思っています。

実際に、今回いくさごっこで、きり丸と三治郎が宝禄火矢について指摘され「忍術塾の卒業生なんかに」と発言しています。

へっぽこ事務員といわれる小松田さんが今回、利吉さんの背後をとったように、彼らにも彼らの得意能力があるのでしょう。小松田さんのような能力があるかは別ですが。

 

 

何度もいいますが、完成度が高くて劇場版を観ている気分でした。

これを毎日短時間で視聴できるとは有難い限りです。

 

ちなみにトミーは原作未読破(数巻持っている程度)ですが、今回の話は原作回だったようです。

尺の問題もあり、原作とアニメは少し異なるようです。

原作は57巻目だそうですよ!こ、これは気になる……!!

 

 

落第忍者乱太郎 57 (あさひコミックス)

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