【アニメ】忍たま乱太郎 キノコ峠の見張り小屋の段【は組の何気ないド忘れが土井先生の胃を傷つけた】
5月9日(水)
キノコ峠の見張り小屋の段
利吉(りきち)さんの話では、キノコ峠の見張り小屋には、オーマガトキ忍者とカワタレドキ忍者が一緒にいるという。オーマガトキ城とカワタレドキ城は仲が悪いはず。乱太郎たちが不思議がりつつ見張り小屋へ行ってみると、そこには……
利吉さんと合流した一同は、キノコ峠へと向かう。
道中、キノコ峠の見張り小屋には忍者がいると利吉さんに聞かされる。
オーマガドキ城と、カワタレトキ城の忍者だそうだ。
ここで忍たま特有の は組によるギャグが入る。
は組の無邪気なド忘れに、思わず顔を覆う利吉さんと、膝から崩れおちる土井先生。
オーマガドキ、カワタレトキ。
わかっていない忍たまに、利吉さんが特別授業を始める。
理解したところで、疑問が生まれる。
どちらの城にも忍者は存在していないはずだからだ。
オーマガドキは、以前、合戦になったときに忍者がいなかったために、足軽(あしがる)を無理やり忍者ということにした経緯もある。
利吉さん曰く、税金を上げ、吸い上げた税金で新規の忍者を雇ったのだそう。
増税したお金で忍者を雇ったとなると、戦の準備をしていると気づく。
雇った忍者というのが、町の忍者塾の卒業生のようだ。
「しかも、新しく忍者を雇ったのはオーマガトキ城だけじゃないんだ」
「もしかして…?!」とざわつく良い子のは組。
「そう、わかっただろう。ここまでの話の中で出てきた城といえば?」
A.カワタレトキ
B.タソガレドキ
勢いよく手をあげる乱太郎。
「答えは?」
「答えはドクタケ城!」
新たに「C.ドクタケ」を追加してしまう辺りがは組らしいです。
一言もドクタケ城の話をしていなかったにも関わらず、ドクタケが出てきたことで怒る利吉さん。
怒っていてもすぐに切り替える辺りが仕事の出来る忍者なんだと感じられる。
切り替えの早さがテンポの良さにも繋がり、忍たま乱太郎は、視聴していて飽きがこない番組です。
もちろん、利吉さんだけではなく土井先生もダメージを受けて胃を痛めて端でお腹をかかえている。
やっと、は組に理解してもらえたときの利吉さんは、かなりやつれています。理解してもらえるようにと説明頑張ってましたからね。
ここで気を取り直して、「彼らの目的はなんだろう」と利吉さんに話しかける土井先生。
それを確かめに、一同はキノコ峠へと急ぐ。
到着するとそこには、4人の忍者の姿が。2人は、オーマガドキ城の忍者。残りの2人は、カワタレトキ城の忍者のようだ。
物陰から言動を見る一同。
土井先生は、彼らが自分たちが見られていることや、忍たまの気配にさえも気づかず、忍者をしていることに落胆している。
忍者としては一流とはいえないが、この4人は全員が忍者塾の卒業生。
別々の城に送り出し、忍者塾へ情報を持ち帰っているでは?と気づく。
陰謀を企てているのかと疑う利吉さんに、「それは危険だ」と続ける土井先生。
緊迫した空気が流れる中、間の抜けた声が緊張の糸を切る。
喜三太「違うとおもいま〜す」
「ねっ、しんべヱ」
声をかける喜三太。
利吉さんと土井先生は、何かに気づいたらしい喜三太としんべヱを見つめる。
所変わって、先に忍者学園を出ていた小松田さん。どうやら道に迷ってしまったらしい。
そこで話は終わり、また明日に続きます。
兎に角、見応えのある話です。
作画や構成がとにかく良く、劇場版を観ている感覚でした。
また、オーマガドキなどの言葉の由来を教えたりと、教育テレビ感もあり楽しませてくれます。
みんなの憧れる売れっ子フリー忍者の利吉さんが、は組の良い子たちに翻弄されている様がまた面白いポイントです。
理解してもらおうと懸命に頑張る姿に視聴している私も元気をもらいました。
明日以降も、フリーの売れっ子忍者がどんな風に翻弄され、子供達を見てどんなことを感じるのか楽しみです。
また、悪い城に就職した忍者塾の卒業生は敵ではあるものの、土井先生は、教師という立場で物を見ることが多く、今回もどこかハラハラと彼らを物陰から見ています。
どこにいても土井先生からは、教師としての一面が垣間見ることが出来るので、
土井先生が生徒を見守る姿も今後の楽しみです。