【ドラマ】空飛ぶ広報室 第一話【人生どん詰まりの二人…君の涙が私の未来を変えた】労力という費用に対しての最大限の効果
有川浩さんの小説が好きなので、読んでみたい一冊である「空飛ぶ広報室」。
最近は、年齢と共に集中力や視力も落ちてきて、活字を読むのが億劫になりつつあります。
そんな中、最近流行り(主にトミーの中で)のAmazonビデオで、プライム会員視聴できるとあり、小説を読む前にドラマで作品に触れていきます。
【Amazon.co.jp限定】空飛ぶ広報室 Blu-ray BOX(コースターセット付)
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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『空飛ぶ広報室』(そらとぶこうほうしつ)は、
有川浩による日本の小説。航空自衛隊の広報室を舞台に、不慮の事故からパイロット資格を失い広報室へ転属された主人公・空井大祐が経験豊かな先輩たちに囲まれながら広報官として成長していく様子を描く。
初出は2010年の投稿電子書籍サイト『E★エブリスタ』での連載。
東日本大震災の影響による刊行延期を経て、最終章「あの日の松島」を新たに書き下ろし、2012年7月27日に幻冬舎より刊行された。2016年4月12日には、幻冬舎文庫より文庫判が刊行され、2013年にTBSテレビによりテレビドラマ化されました。
感想・見どころ
綾野剛さん演じる物語の主人公、空井 大祐演 。
元戦闘機パイロット。不幸な交通事故で夢をたたれてしまった。
その空井の特集を取り上げたほうが、ただ制服を紹介するよりもストーリー性があって良いと 新垣結衣さん演じる、帝都テレビ 街角グルメ・働く制服シリーズ担当である稲葉 リカ。通称「稲ぴょん」。
ちなみに、稲ぴょんというあだ名は「因幡の白兎」から室長・鷺坂正司がつけた。
個人的に、一話を視聴して良いキャラクターだな、と感じたのがこの柴田恭兵
さん演じる広報室長兼報道担当官の鷺坂正司です。
どこが面白いのか、それは「この人についていったら間違いない」と魅せてくれるからです。
異名が「詐欺師・鷺坂」とだけあって、民間企業のベテラン営業マンの様に関連部署への根回しや交渉をしていきます。
協力するドラマの中で、救助用の飛行機がくる。そのシーンで「自衛隊」の飛行機だと視聴者に伝わらなければ意味がないと室長。
報道側は、「最後に協力クレジットで自衛隊と出ます」と譲らない。
ここから詐欺師と異名を持つ彼の見せどころ。
「何をおっしゃっている。クレジット?当たり前でしょ。
現場には超過勤務で無理をさせるし、上の理解を得なきゃいけない。
そこまでしてまで協力するんですよ。
労力という費用に対して最大限の効果が必要なんです」
普段はおどけたような態度を見せている上司が、いざという時にやる。
そんな感じで素敵です。