【アニメ】キノの旅 第10話【機械人形の話 -One-way Mission-】自分はAIなのか人間なのか。もしかして、「ぼくドラえもん」なんて言いだすのかも?
AI。機械人間、機械人形。
私たちの周りにはこれらを題材にした作品や、機械そのものが販売され身近な存在となってきました。
いずれは介護の現場などにもAIロボットが入り、私たちの身の回りのことをしてくれるとも言われています。
「一家に一台はAIロボットを」
そんな文言をみることが日常になるかもしれませんね。
トミーが想像しやすいのは、未来型ロボットの「ドラえもん」です。そんな私だけのドラえもんがいづれは現れるのかと思うとドキドキします。
さて、そんな「AIロボット」。もしも私が何かのひょうしで記憶をなくし、AIロボットが溢れた世界をみて、自分のことをAIロボットだと思い込み始めたら・・・?
今回のキノの旅は、機械人形と暮らす家族の話です。
森の木々の中を走り抜けるキノとエルメス。
突然茂みの中からおばあさんが飛び出してきた。轢かれそうになったにもかかわらず平気な顔で微笑む
「あらこんにちは、旅人さん。この森で、よその人間の方とお会いするなんて」
「人間だけじゃないよ」
「まあ素敵。他の機械の方とお話できるなんて」
このお話も怖いもので、自分を別の何か「機械人形」だと思いこんで一生を終えてしまうおばあさんの人生を描いています。
自分が作った機械人形を「家族」と思い、自分は彼らに作られた「機械人形」だと信じ切っているのです。
もしも、何かのひょうしで自分を機械だと認識して、そのまま暮らしていくと考えたら怖くはないですか?トミーは怖いです(;´・ω・)
キノの旅 14―the Beautiful World (電撃文庫 し 8-33)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 文庫
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