t00mii’s diary

最新映画から旧作映画まで情報&感想を記載しています。アニメや本もあるよ!

【アニメ】スラムダンク 15話【自称天才がバスケット界にデビューする】

第15話   

花道キンチョーの晴れ舞台!

あらすじ

前半を50対42で湘北を圧倒した陵南。

かし、実際焦っていたのは、湘北を過小評価していたことに危機感を覚えた陵南ベンチの方だった。

だが田岡とは対照的に、仙道は素直に湘北の強さを評価する。

 

今回15話でついに、花道が試合に出ますよ!

 

30点差をあけて勝利しろ!と豪語していた田岡監督から、笑みが消える。

「湘北相手になんてざまだ!」

円になって集まり、田岡からの指示を聞く陵南。

しかし、陵南エースといわれている仙道は、その円から離れて彦一からスポーツドリンクを受け取り、それを飲んだり、肩からかけているタオルで額の汗をぬぐう。

仙道・・・

こいつ、円から離れて水分補給とは・・・。

まったく、エースは他とは違うぜ!!

 

「後半だけで30点あけるんだ!いいな!」と田岡。

「はい!!!」

力強く答える陵南メンバー。もちろん、仙道を除く!

おいおい、エースからの反応がないぞ!?と田岡は痺れを切らす。

仙道を見ると、はちみつにつけたであろうレモンを

美味しそうにモグモグと食べる仙道の姿が。

く、くそ~~~。

仙道、なんだコイツ。自由だなーーー!そこに痺れるあこがれるぅ~!?

 

「んんっ・・・、仙道!聞いとるのか!仙道!」

 

右手でレモンを食べていた仙道は、レモンを口から離すとそれを持ちながら、

左手を横に振る。

「あ。いやぁ、でも湘北はそんな弱くないっすよ」

 

レモンから視線をはずし、やっと田岡に顔を向けて見る仙道。

ギャグだ。ギャグでしかないぞ、仙道は。

「センター 赤木の存在だけで、ベスト8くらいの力はあると思うけど」

やっぱりゴリって強いんだな!

「だから、ちっとも恥じゃない」

仙道はそう言い終えると、顔を正面に戻し、

話は終わったとばかりに、目線を下にさげる。

そして、右手に持っていたレモンを再び口に運びなおすと、顔を崩して言う。

「んあぁ、スッペーー」

 

仙道ーーーー

本当に自由なやつだな。こんなの笑うしかない。

 

でも、監督の話を聞いてないかと思いきや

実はちゃんと聞いているところを見ると、ただ者ではないんだなぁと感じる。

仙道、侮れませんな。

 

ちなみに、スラムダンクの原作 漫画では「だからちっとも恥じゃない」で終わっていて、レモンを再び食べるシーンはありません。

アニメオリジナルですね。

 

 

もちろん、仙道は田岡に「バカモンンンンーーー!」と怒られます。

「エースがそんなことでどうするかー!」

うるさいなぁとばかりに、両手の人差し指で耳をふさぐ仙道。

先程まで口にくわえていたレモンは宙を舞っています。(笑)

仙道、ギャグだ・・・。ギャグ線が高いぞ

エースというから暑苦しいほどのバスケ愛を持っている人物かと思っていたら、ゆるい(笑)

 

「いいか、ここからはマンツーマンでいく!」

「魚住は赤木! 仙道は流川を徹底的にマークだ!赤木と流川をおさえてしまえば、湘北の攻めてはない!そしてガード陣を早めにつぶしてしまえば」

 

ここで、かかんで陵南の話を盗み聞きしている花道に気づく越野。

「ああっ!?す、スパイだ!」

スパイ・・・(笑)

「ばれたか。ばれちゃしょうがねー!」と立ち上がり笑う花道。

 

突然の花道の登場に、仙道は、レモンをくわえて目を点にして固まった。

またレモン食べてたのかよ、仙道!(笑)

ちなみに、このレモンくわえたままポカーンとしているシーンは、アニメオリジナルです。

アニメ制作陣の中に仙道彰好きがいるとみたぞ・・・!(笑)

 

「おい、ふざけるなよ、お前。どういうつもりだ!」

越野は花道のユニフォームの首元を掴んで言う。

「さっきからうろちょろしやがって。やる気がないなら帰りやがれ!」

 

「やる気がない」言われた花道はムッとする。

「小僧。このやる気がありあまってうずうずしているが、秘密兵器だからガマンしている俺に向かって、やる気がねーだと?」

越野にいかる花道。

やめなさい、とふたりを止めに入る田岡に、花道は「うるせー、ジジイ」

「湘北はゴリとルカワだけじゃねーんだ。

ざけんなよ、クソジジイ」

おおおっ、花道にしては良いこと言う!

田岡の言うこともわかるけど、他のメンツに失礼だよな!

花道の仲間を想うところは主人公っぽさがあっていいですよね。

まあ、この場合は湘北メンツのことを想って、というよりかは花道自身をバカにされて怒って言ったというのが強いだろうけど。

それでも、みんなの言えないことを代弁したように、素直に言ってくれるのは見ていてスッキリします。

 

「わっはっはっはっ」

突然の笑い声。

「あっはっはっはっは、うん うん、あっはっはっはっは」

仙道の笑い声だった。

笑いながら、なにか納得したかのように「うんうん」と頷く仙道。

イイ笑顔だ、仙道。

エースはこんなときでも余裕があっていいな!

恐らく、この時点で花道がバスケの才能を持った逸材であると確信し、頷いていたんだろうと勝手に解釈するトミー。

 

「なに笑ってやがる  センドー」

イライラしながら仙道に向かって歩く花道。

「てめーはオレが倒すっつったのを忘れたか」

「ああ、おぼえてるぜ」

おぼえてたのか、仙道!

っていうか、こんなときでも、ちゃんと相手をする余裕。

仙道の力量の広さが伺えます。後輩にも慕われる理由がわかる。

今までに一度も花道に怒っていないんだよな、この人。

 

見つめあう花道と仙道。睨み合う、という感じがしないのは余裕のある仙道だからなのかな。

そこへ赤木がやってきて花道を殴る。

「馬鹿たれが!」

倒れた花道を確保するべく木暮が言う。

「さあ、みんなとりおさえろ!」

木暮の指示であっても、流川はそっぽを向いて、とりおさえにはいかない。

花道を殴った赤木は、仙道に向き直り、謝る。

「すまんな、仙道」

「いやぁ」

 

キャプテンである赤木は、仙道に謝った後、陵南の監督である田岡にも謝った。

「田岡先生、大変失礼をいたしました」

「うむ、まあいいが。赤木君、あの男はやめさせたほうが部のためだと思うぞ!」

「はぁ・・・」

田岡からの厳しい言葉に、目をつぶる赤木。

「さあ、試合再開だ審判!」審判に向かって言う田岡。

それを見ていた仙道はつぶやく。

「やめさせるわけねーさ・・・」

「え・・・?」

ぼそりと呟いた仙道の言葉に目を見張る彦一。

要チェック案件だぞ、彦一!

 

試合再開。

ボールを持った仙道は、椅子に縛られた花道を一瞥。

そして、見ていろと言うかのように、シュートを決める。

シュートを決めた仙道は、人差し指を動かして花道を挑発。

 

「(誘っとる!桜木さんを挑発しとる!あの仙道さんが・・初めて見たわ!)」

彦一は驚く。

トミーも驚く。こんなことをするのか仙道も!

 

「やっぱり桜木さんや!湘北のエースはバスケットマン、桜木さんなんや!」

これは、要チェックや!

「上等だ センドー!オレが倒してやる!」

これを聞いた仙道はみんなに言う。

「おーし、さあ1本止めようか!」

 

仙道のディフェンスをふりきれない流川。

流川の体力がもつか不安に思っていると、安西先生は花道にウォーミングアップをするように指示する。

ウォーミングアップが何かわからない花道は、安西先生に突っかかる。

そこで彩子の一言

「出番が近いってことよ」

で一気にやる気になる花道。

 

 

「ふんふんふんふんふん」と言いながら、見事なボールハンドリングを始める花道。

あのグルグルとボールをまわす技ってボールハンドリングっていうんですね。

 

花道を見た彩子は、

「(こんなに早く試合に出れるとはね。あの強者(つわもの)たちの中じゃ まだ何もできないだろうけど、何となく期待しちゃうのよね・・・)」

と思うのだった。

しかし、花道はここに来て、緊張してしまう。

周りの言葉も霧がかかったかのように聞こえ始める花道。

 

魚住のオフェンスファール。

 

喜ぶ湘北だったが、魚住の肘があたり目の付近から血が出る赤木。

治療するために、赤木はコートを出ることに。

「お、おい、赤木・・・」

「気にするな、魚住。すぐに戻るさ」

ゴリ~~~!

イイやつ!男前!トミーはゴリが好きなのだ!

 

「じゃあ行きましょう」

「ちょっと待ってくれ」

赤木は花道を見る。

「体はあたたまってるな」

「お・・・、おうよ!」

「代わりはおまえだ」

「お、おうよ!!」

 

赤木の代わりとして花道は試合に出ることになる。

しかし、がちがちに緊張した花道は仙道に

「よう、やっと出たな!」

と声を掛けられるも、目に入っていないためスルー。

 あんなに「センドーはオレが倒す!」と言っていたのにも関わらず、何の反応もしないから不思議に思いますよね。

 

赤木の代わりに入った花道は、そのまま魚住をマークすることに。

しかし、頭が真っ白の花道。

ジャンプで魚住のシュートを防ごうとするが、その勢いのまま魚住の上にのしかかってしまう。

魚住の鼻からは血が出る始末。

「とんでもねえファウルだ」

「こらぁ!お前わざとやりやがったな!」

「またもや流血だ!」

越野は花道に怒りだす。

あまりのことに驚き口を開けたままの仙道。

木暮は魚住に「わざとじゃないんだ、緊張で」と謝る。

「おちつけ、桜木!」「いいか、桜木。そういうときは人と言う字をかいてだな」

周りの声が入ってこない花道。そんなとき、誰かが花道を蹴りあげた。

誰だ、と相手を見る。

怒りで霧が晴れていくように視界が広がる花道。

「どあほう。いつまでも緊張でがちがち男」

「ルカワーーーーー!!!」

この一蹴りで、花道は目を覚ます。

 

「こっからが本番だ!よーく見てやがれ!」

 

 

スラムダンク (4) (ジャンプ・コミックス)

スラムダンク (4) (ジャンプ・コミックス)