【アニメ】スラムダンク 12話【赤丸要チェックや!】
第12話
倒せ陵南!決戦前夜の猛特訓
あらすじ
体育館に現れた男、それは陵南高校の1年生「相田彦一(あいだひこいち)」だった。
彼は湘北の様子を探りにきたのだが、人の言い彦一は陵南のキャプテン「魚住純(うおずみじゅん)」とエース「仙道彰(せんどうあきら)」のことをもらしてしまう。
チェックの厳しさは大阪一だと言われていると彦一。
チェックリストにある「流川」の情報と、目の前にいる花道を見比べてみるが、違和感がある。
「こんなけったいな赤い髪でホンマにモテるんかいな?モテへんのやろホンマの話」と彦一。
頭にきた花道は、「このサル!」と頭突きを一発くらわせる。
「俺を流川ごときと一緒にするな!」
「流川ごとき・・・」
去年の試合は100点ゲームで陵南のボロ勝ちだった。しかし、キャプテンの魚住は赤木に抑えられて監督に酷く怒られたのだという。
「わいの今まで見た中で、最高のセンターや。わいの尊敬する先輩の一人なんや。その魚住さんを抑えたいう湘北の赤木さん。これは赤丸要チェックや思うて」
ハッとする彦一。
「もしやーーま、まさか、あんたが赤木さん!?」
「俺があんなゴリ面してるか。この馬鹿たれが」と彦一を殴る花道。
時期キャプテン当確男だと名乗る花道。すっかり騙される彦一。
「なんかすんません。何も知らない一年坊主なもんで」
「いやいや、まあまあ気にするな」と笑う花道。
そんな花道を見て、「(気さくな人やなぁ。できたお人や)」と感心する彦一。
「ちなみに、俺は赤木キャプテンに勝ったことがある」
「失礼しました!!!」
きちんとしたバスケで勝ったわけではないが、一応勝負では勝ったことがあるので嘘ではないのかもしれない。でも、この話の流れでは、彦一が勘違いしてしまうのは無理もないですね。
土下座をして謝る彦一。そして、気づく。
「なんでバッシュ履いてへんのですか?」
「バッシュ?なにそれ?」
「なにって・・・せやからバッシュですよ。バスケットシューズ。なんで体育館シューズで・・・しかも裸足」
(しっ、しもた!)と彦一。
「へぇーいくらするんだそれ?」
「イヤ!つまらんことを聞きました!!!」
(わいはなんちゅうアホや・・・。この人の家は、貧乏なんや。バッシュも一万や二万するもんな。わいは最低や、つまらんことを聞いて。ええやないか体育館シューズでも。)
反省する彦一。
彦一はイイ意味でも、悪い意味でも素直。今時は、こんな高校一年生いるのかな?
自分の自己紹介をする彦一。花道に名前を教えてほしいと言う。
「俺はバスケットマン桜木と呼ばれている!チェックしとけ!」
「(か、かっこええわ、この人。自分からチェックしとけなんて、わいのチェック人生の中で初めてや!!)」
チェック人生の中で初めて。人生とまでいってしまう、本当に厳しくチェックしているんですね彦一は。
次の試合でプレイぶりをチェックさせてもらいます、と彦一。
「けど、桜木さんも陵南のエースには苦しみますよ きっと。わいの最も尊敬する先輩ですわ」
「おい、彦一。そのエース仙道とやらによーく言っとけ。仙道、テメェはこの俺が倒す」
練習試合の前日。
放課後、バスケ部は最高の状態で前日を迎えていたのだった。
部活が終わると、花道は赤木に「ちょっと残れ」と居残りを命じられる。
花道は、何も悪いことをしていない(多分)のに、なぜ?と疑問に思う。
そんな花道に赤木は教えておくことがあるという。
「リバウンドを制する者は、ゲームを制す」
「左を制する者は世界を制す。に似ているな!ボクシングの」
「リバウンドがとれるかどうかが、その試合の勝敗を大きく左右すると言っても過言ではないんだ。
まあ、一夜漬けではなんともならんと思うが、天才ならなんとかなると思ってな」
このゴリの持ち上げによって、花道は乗り気になり、リバウンドの練習を始めるのだった。